つい先日「サンスイ TU-777」FM/AMチューナーを落札したばかりなのに、あろう事か今度は「TRIO AFX-31」FM/AMチューナーを落札してしまった。

サイズが W260mm×H105mm×D237mmと小ぶりな事と、1968年頃発売後 50年が経過しているのにもかかわらず結構程度が良さそうだったのが落札の動機だ。

まずは徹底的に掃除する

一応動作品という事なので、到着後動作確認もしないでいきなり掃除に突入。

底蓋を外すとご覧の通り無改造の完全オリジナル状態である事が確認出来る。

シャーシの上側にはうっすら埃が溜まっていたので、掃除しながらワックスを掛ける。

製造から半世紀経っているにもかかわらず、ご覧の通りかなり綺麗な状態だ。

ガラスの周波数表示パネルをひっぺがして掃除する。

両面テープ系をひっぺがすのに結構苦労したが、仕組みが判ればどうという事は無い。

このチューナーのパネルはガラス製で裏面に周波数文字が印刷されているが、経年で部分的にレタリングが剥げている所が見受けられるのでこの辺の掃除は慎重に行う必要がある。

パネルに貼り付けられていたゴムブッシュと両面テープは経年で劣化していて汚らしいので撤去した。

ブッシュを撤去してもご覧の通りガタ付く事も無くしっかり取り付けられるので全く問題は無い。

これでもう経年で劣化するゴムブッシュと両面テープ系は一切無くなったのでスッキリだ。

また、右側のヒューズ型パイロットランプが切れていて代用の麦球を使ってあったので、正規の「8V 0.3Aヒューズ型パイロットランプ」と交換してご覧の通り完璧な状態に。

裏面にはうっすらサビも浮いて来ているが、全く気にならないレベル。

ワックスを掛けてしまえばどうという事は無い。

底蓋もワックスかけて掃除は終了だ。

掃除しつつ各部をチェックした結果、気になる所は皆無だった。

強いて言えば、ガラスパネルの一部にキズが付いていたり、周波数のレタリング文字が所々ハゲていたりするけど、自分的には全然気にならないレベル。

電源ONで何の問題も無く動作、FM/AMがちゃんと受信出来るし Sメーターも振れている。

こんな小さいチューナーなのに、チューニングノブにはちゃんとフライホイールが付いている。

ちゃんと「FM STEREO」ランプも点灯する。

完璧ですっ!!

まとめ

ほんと、マジ、コイツ小さいです。

無線機の 599シリーズを彷彿とさせるフロントパネルデザインで、いかにも「TRIO」って感じです。

2台もチューナー買ってどうすんの?って気もしますが…

私はどっちも気に入っているので、いいんですっ!

私にとっては、壊れたら修理する事が楽しみな「おもちゃ」なんですから。

ちなみに「SUNSUI TU-777」と「TRIO AFX-31」の大きさの違いはこんなです。

それでは、また〜♡