真空管AMラジオで、3.5MHzアマチュアバンドの「SSB」や「CW」通信をワッチ中。

AMラジオで「SSB」や「CW」を受信してみる

一般的に、AMラジオでは「AM」電波型式の放送は聴く事が出来るが「SSB」や「CW」という電波型式の放送は聴く事が出来ない。しかし今日は、手に入れた「標準信号発生器」を使って AMラジオでの「SSB」や「CW」受信に挑戦してみた。

やり方は…「標準信号発生器」でラジオの中間周波数である 455kHz付近かラジオの受信周波数付近の無変調波を送出し、それをラジオで受信し、つまりラジオ側で受信目的周波数と「標準信号発生器」の周波数との混信ビート音を発生させると「SSB」や「CW」を聴く事が出来る様になる。

まっ、この方法はあくまで実験的な方法なので、ビート音を発生させる 2つの周波数差を上手く調整しないと正常な音声として復調するのが難しいのだけれど…

実際にやってみた

以前に、簡易型「シグナルジェネレータ」で「SSB」や「CW」の受信に挑戦した時、「SG」のバーニャダイヤルでは微妙な発振周波数に合わせ難くマトモに聴く事は出来なかったのだが…

今回の「標準信号発生器」では 100Hzの分解能で発振周波数を変えられ、発振周波数も安定しているので、流石に「SSB」や「CW」をちゃんと聴く事が出来た。

私の「LOEWE OPTA」は「バンドスプレッド」機能が付いているので、狭い周波数バンドにひしめき合っているアマチュア無線の交信でも比較的容易に合わせる事が出来る。ただ通信型受信機の様に分離度が高くないので混信は避けられないけど。

まとめ

埋もれる様な弱い「SSB」信号でも「標準信号発生器」で上手くビートを合わせられると急に了解度が上がる事も確認出来、通信における「SSB」の有効性が感じられた気がした。

「標準信号発生器」… なかなか遊べます。

では、また〜♡