なんとっ、先日 TESLA「V3-Ca2」を落札したばかりなのに、今度はコレを落札してしまった。

  1. 20cm フルレンジ・スピーカー「2 AN633 51」
  2. チェコスロバキア TESLA社 1940〜1950年製造
  3. 映画館シアターメインの大型アルニコマグネット搭載

チェコスロバキア TESLA 20cm フルレンジ・スピーカー「2 AN633 51」

「V3-Ca2」同様、この「2 AN633 51」も滅多に出品されない超!レアなビンテージスピーカーなので、即決で落札してしまった。

結構焦って落札したので、ヤフオクのスクラッチクーポン 4,000円分を使うの忘れた(涙;

おかげで先日「SHURE SE846」を売って作った資金はスッカラカンに。

そして届いたのが、コレだっ!

パッと見、70年も昔に作られたとは思えない位にかなり綺麗だ。

コイツはご覧の様にユニット背面のフレーム穴に内側からフェルトの様な布が貼ってある。

ただ生地は薄いので背圧調整というよりはホコリの侵入防止というのが本来の目的なのかも。

そして 1箇所だけフェルトが無い構造で背圧を調整しているものと思われる。

この個体はサビも少なく、塗装も比較的綺麗なままだ。

ご覧の様にかなり良品と思う。

結構大型のアルニコマグネットを背負っている。

色違いだが、作りは全く同一。

ちなみにコイツはコルゲーションダンパー方式を採用している。

コーン紙はリブ無しの非常に薄くパリッと張った浅いカーブドコーンタイプで如何にも良い音しそう。

フィックスドエッジもワレや破れも無く比較的綺麗な状態だ。

ただ良く見ると、コーン紙の中程に虫食いの 0.5mm程の穴が 2箇所綺麗に丸く空いている。

穴は綺麗な丸なので今後ここから連鎖的に大きくなる事は無く音質的にも全く問題は無いので、下手に補修などせずこのままにする事にした。

時代のユニットでこの程度なら全然可愛いもので良品と思う。

こっちはエッジの部分に 1箇所 0.5mm程の虫食いの丸い穴があるが、これも全く問題無しとして放置。

また両方とも所々に白い塗装の様なものが散見されるが、塗装の様な質量のあるものではなくコーン紙の色落ちの様なので、これも音質には全く影響無しとして弄らない事に。

まとめ

現在私はスピーカーを鳴らせない自宅に居るので、今度環境がある実家に行った時に試聴してみます。

再び資金不足になってしまったので、近日中に片方のみヤフオクで嫁に出す予定です。

ちなみに… TESLA収集のスパイラルはこれにて終わりにします。

それでは、また〜♡