今日、やっとバーアンテナが届いたので早速ゲルマラジオを作ってみた。

空中配線ゲルマラジオ

 

 

今回作るゲルマラジオは、性能とか深く追求しないでご覧の様な一番単純な回路とする。

まずはこんな感じで 1N60 ゲルマダイオードを使って一番簡単なゲルマラジオを作ってみる。

まずはバーアンテナのみで受信を試みるが… 全く何も聴こえない。

よって我が家はバーアンテナのみでは全く受信出来ない環境である事が判った。

次に、いつもの様にベランダの洗濯棒にシールドループアンテナを吊るして接続してみた。

う〜ん、それでも聴こえない…

アンテナをバーアンテナのアンテナコイルに繋いでみたり、同調コイルに繋いでみたり、ありとあらゆる事をやってみたが、全く何も聴こえない。

はぅ〜!

この段階で何も聴こえないでは私の実験が不発に終わる訳で、30,000円が無駄になるではないか!

諦めず、何とかしなくては… と、現状をど素人なりに分析してみる。

多分我が家の電波環境が悪く、同調回路に誘起される高周波信号電圧が低過ぎて 1N60ダイオードの順方向電圧では十分な検波出力が得られないのではないか?と仮定してみた。

ならばと…

1N60の代わりにより順方向電圧が低い「ソ連製 D311」ダイオードに取り替えてみる。

おおっ、とても微弱だが何らかの放送が聴こえる!

なんとか順方向電圧を乗り越えたか…

アンテナコイル位置を同調コイルから離して租結合にしてみると… 当然だが信号は弱くなる。

そして同調コイルに近づけ密結合にしてみると信号は強くなる。

つまり、ちゃんと同調回路は正常に機能している様だ。

念のためにもう一度 1N60ダイオードに戻してみると… やっぱり何も聴こえない。

そして D311ダイオードに切り替えると、やっぱり聴こえる。

まとめ

取り敢えず我が家でも何とか受信出来る様でホッとしました。

明日はオシロスコープを使って各部の信号波形や信号強度を計測しつつ検証してみようと思います。

また、微弱ながら受信が出来ている事から、明日は高周波増幅回路も組み込んでみようと思います。

それでは、また〜♡