ガルバニックアイソレーター は既に「シャフトコーポレーション」のモノを持っているが、今回比較の為「AOR GT-1」を入手して検証してみた。

ガルバニックアイソレーター

既に持っているのがこのアイソレーターで 0.4〜500MHz対応との事。

入出力が SMAコネクターでケースには入っていない状態で販売されている。

 

 

今回入手したのがこの「AOR GT-1」ガルバニックアイソレーターで、0.04〜30MHz対応との事。

入出力が BNCコネクターでプラスチックケースに入っている状態で販売されている。

前回、シャフトコーポレーションのアイソレーターが 7MHz付近で効果があったので、「AORの GT-1」ではどんな感じになるのか?興味があり軽く比較してみる事にした。

中波での性能比較

上画像:アイソレーター無しの場合。

上画像:シャフトコーポレーションのアイソレーターの場合。

上画像:AOR GT-1アイソレーターの場合。

中波では元々の受信状態が良い為さほど差は無い感じだ。

3.5MHzでの性能比較

上画像:アイソレーター無しの場合。

上画像:シャフトコーポレーションのアイソレーターの場合。

上画像:AOR GT-1アイソレーターの場合。

シャフトコーポレーションのウォーターフォールが平坦になっている。

7MHzでの性能比較

上画像:アイソレーター無しの場合。

ノイズに埋もれつつ、アマ無線局がわずかに見える程度。

上画像:シャフトコーポレーションのアイソレーターの場合。

一気にノイズが減ってご覧の様にアマ無線局が数多く見える。

上画像:AOR GT-1アイソレーターの場合。

アイソレーター無しよりマシだが、シャフトコーポレーションのに圧倒的に負けている。

まとめ

比較するにはコネクターを何十回も外したり取り付けたりしなければならず、と〜っても疲れました。

バンドのコンディションもあるでしょうから、時間帯を変えつつ比較を繰り返した結果…

  1. 1位:シャフトコーポレーションのガルバニックアイソレーター
  2. 2位:AOR GT-1ガルバニックアイソレーター
  3. 3位:アイソレーター無し

という具合で、あくまで私個人の感覚ではありますが、シャフトコーポレーションのガルバニックアイソレーター がダントツに優秀だったという結果になりました。

やはり私の環境では 7MHz付近での効果が大きく、もう有ると無いとでは大違いというレベルです。

そして、実際に使ってみて判ったのですが、「3D-2V」クラスの太いアンテナケーブルを使うと「AOR GT-1」->「BNC->SMAコネクター」->「RSPduo入力コネクター」という順番にケーブルの力が加わり、「RSPduo」のコネクターが壊れないか心配になりました。

GT-1の頑丈さが仇になった形です。

一方、シャフトコーポレーションの方はご覧の通りケース無し基板丸出しの状態なので「3D-2V」ケーブルの力が基板のしなりで上手い具合に逃げてくれ、「RSPduo」のコネクター部分は壊れる心配は全くありません。

なので変にケースとかに入れないで敢えてこのままの状態で使って行きたいと思います。

今回の比較ではたまたま「AOR GT-1」がダメダメ評価になってしまいましたが、人それぞれの環境によっては結果が異なるかも知れませんので、くれぐれも私の評価を鵜呑みにしないで各自実験してみる事をオススメ致します。

その位ガルバニックアイソレーターの効果は環境に左右される様です。

さぁ、もうこれでガルバニックアイソレーター 選びで悩む事は無くなりました。

私の場合は「シャフトコーポレーションのガルバニックアイソレーター 」一択です!

それでは、また〜♡