1ヶ月半ぶりにこのブログに舞い戻っての更新です。
その間、レトロラジオは買ってないです
本業中もヤフオクは時々見てたんですが、最近欲しいと思うラジオなどが無く、結局 1台もレトロラジオを落札する事はありませんでした。
その代わり、ジャン測を 2台ばかり落札
先日ヤフオクでオシロを 2台ばかり落札してから何故かジャン測にはまり、本業中に 2台ばかり測定器を落札してしまいました。
1台目はこの「アドバンテスト ユニバーサルカウンタ TR5822 + TR1644」です。
要するに周波数カウンタですね。
全体的にかなり綺麗です。
TR5822は写真の様に標準で「GPIB」が実装されていますが、私はこれを使う事はないでしょう。
ケース下の 4つのゴム足もオリジナルのままだ。
TR1644計算ユニットは金属のストッパーを引くだけで簡単に取り外す事が出来る。
また、取り付けは剛性感も高く計算ユニットがグラ付く事は無い。
コイツにはファンも付いて無ければ、ケースに風通し用のスリットも無い。
よってケースを開いてみるとご覧の通りホコリも無く綺麗な状態。
ガラエポ基盤で部品点数も少なくコンパクトにまとまっている。
非常に簡単にバラバラに分解出来るので、メンテナンス性も良さそうだ。
流石に測定器と言う事で、電源ノイズフィルター等もキッチリ装備してある。
オプションのTR1644という計算ユニット
私の場合それほど周波数カウンタは必要としていないので何時もならコイツを落札する事は無いのですが、偶々コイツには「TR1644」というオプションの計算ユニットが付属していたので此処ぞとばかり落札したのでした。
この計算ユニットがあると計測した周波数表示に対して各種演算を行いその結果を表示する事が出来るんです。つまり通常の5球スーパーの様な場合、局発周波数に対して+/-オフセット値の計算が出来、現在受信している周波数を直読出来ちゃう訳です。
ヤフオクを見ると +/-455kHz出来る今時の液晶周波数カウンター基板とかはよく出品されているのですが、私の様なドイツ製ラジオの場合中間周波数が 455kHzとは限らず、+/-値が固定の液晶カウンター基板とかは使えないのです。
その点この「TR1644」があると何時でも表示オフセットを自由に設定出来るので、以前から一台は欲しいと思っていました。
ちなみに CHECK用内部 10MHz信号を計測してみた結果です。
当たり前ですが「10MHz」の表示がされています。
ここで手前に付いている電卓の様な「TR1644」から「-455kHz」のオフセット表示する様に設定すると…
ご覧の様に「9.545MHz」という表示になります。
つまりあらゆるヘテロダイン受信機の受信周波数の直読化が可能になります。
まとめ
まっ、私にはコイツを使う機会は殆ど無いと思うのですが「TR1644」が滅多にヤフオクで出品されないので、この機会にストックしたという具合ですね。
次の記事で、落札したもう 1台のジャン測を紹介します。
それでは、また〜♡
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