これだっ!

この前ヤフオクで落札した「TELEFUNKEN WB60」スピーカーが今日無事に到着した。

約50年も昔に西ドイツで作られた伝説のスピーカーだ。

フロントには「テレフンケンマーク」も無く、地味〜な感じで素晴らしい!

各部を点検

定例のワックスを掛けながら各部を点検する。

1970年代製造のスピーカーとしては小キズは有るもののメチャ綺麗だ。

木目部分には「ドイツ WarWick」の高級蜜蝋ワックスを掛け、しっとり艶やかに。

メーカーシールが適当に破れてて、良い感じにヤレてます。

天板もシミやキズが無く、何かを乗せていた形跡無し。

キズが在って当然の下板も、気になる程のキズは無くいたって綺麗。

正面のサランネットは丈夫そうな「スチールメッシュ」で、数あるテレフンケンスピーカーの中でも私はこの顔を持つ「WB60」が一番のお気に入りなのだ。

これさえあれば他のテレフンケンスピーカーは要らんです。

メッシュ部分を「FINISH LINE」ワックスで丁寧に、軽く、数回磨き上げる。

結果、ご覧の通りスチールの輝きが良い感じに出ている。

メッシュはホツレや凹みも一切無くて綺麗。

スピーカー配置

私はオーディオマニアじゃないので、スピーカーの配置にはそれ程拘らず、単に見てくれと机の上の使いやすさが優先される。

まずは、一般的にスピーカーを縦置きで設置してみた。

う〜ん、すぐ目の前にこれだけ大きなスピーカーがそびえ立つと流石に圧迫感がある。

色々検討した結果、当面はこの様にスピーカーを横置きで使ってみる事にする。

これなら圧迫感は全く感じない。

自分の目の前 30cm位の所にスピーカーがあるので、一応ニアフィールドリスニング環境となる。

この状態で「Soleil Mini」0.1Wのアンプ出力は十分に大きな音量となり、何ら不足を感じない。

肝心の音質はどうなのよ?

つーか、私の耳は「駄耳」なので、上手い事インプレッションが書けません。

が…

  1. 5670 SRPP 三極管ミニワッターアンプ
  2. TELEFUNKEN WB60スピーカー
  3. ニヤフィールドリスニング環境

の 3点セットで音質が悪い訳なかろうというのが私の確信です。

音楽は小音量でも重低音から高音まで透き通る様な澄んだ音色で聴こえて来ます。

実家でのオーディオ環境はこれだけあればもう十分です。

もっと良いアンプとか、もっと素晴らしいスピーカーとか… そういう欲求はありません。

密閉型スピーカーの「人の声が聞きづらい」問題

音楽を聴く様な場合、密閉型スピーカーはバスレフやバックロードホーン、背面開放等の癖のある音に比べて比較的未調整でバランスの良い音質になるのだが、ニュースやナレーション等の人の声はどうしても低音がまとわり付く「声がこもる」状態で透明感が無くなる。

私的に「人の声」を一番聞き易く感じるのは、昔の真空管ラジオの様な背面開放タイプだ。

しかし、背面開放タイプは一般的に低音が出難いという問題があるため、「音楽」と「人の声」を共に聴き易く両立させるのは難しく、ならばソースによってスピーカーを切り替えれば?と言う事になってしまうのだが、頻繁に音楽とニュースを切り替える私の様な人間にはそれはそれで面倒臭い。

よって、私は「音楽」と「人の声」というソースによって、iTunesの「イコライザ」で音質を切り替える様にしている。

特に私の場合は、英語のヒアリング勉強中という事もあり、英語発音の「サシスセソ」の高音をしっかり聴き取りたくて、それが聴こえないと英語が BGMとなって眠くなって来るのだ。

その高音を強調した「イコライザ」の設定がこれだっ!

まっ、どっちかって言うと極端な設定なので、私専用だと思うけど…

こうすると「WB60」から聴こえる英語ニュースはアナウンサーの発音がこもらず「サシスセソ」の高音がしっかり聴こえるので、目の前で人が喋っているかの様に感じられる。

てか、私は「Macのヘッドフォン出力」&「イコライザ」を使っている程度の人間なので、こんなやり方でも通用しちゃうんですけどね。

ん?もしや… 私は加齢によるモスキート音が聴こえない症候群になってるのかも〜!?

まとめ

もぉ〜、完璧過ぎますっ!!

ここの所、ろくに仕事もせず、オーディオ機材収集にハマってしまいました。

まっ、しかし、気に入ったアンプとスピーカーを入手出来て、やっと気持ちも落ち着いたし。

これで仕事に集中出来れば良いのですが…

でも、まぁ、今日明日位はこの環境で音楽や英語など存分に聴いてみようと思います。

では、また〜♡

追伸

スピーカー横置きだと、ニアフィールドリスニングとしてスピーカーの位置が低くなり過ぎるという事と、机の上に何も置けなくなって使い難いという理由から、結局通常の縦置きに落ち着きました。

慣れるとこの「TELEFUNKEN WB60」、大き過ぎず、小さ過ぎず、丁度良い大きさです。

でわ〜♡