今回は初めて作ったこの「RADIO KITS 0-V-2」の性能について記事にしてみます。
たかが 0-V-2、されど 0-V-2
私的に 0-V-2って「ゲルマラジオに毛が生えた様なモノにアンプが付いた程度のラジオ」って認識があって、性能的には最低限使える程度っていう感じがありました。
事実、半年位前、ゲルマラジオや トランジスター3石程度のストレートラジオキットを組み立てた時、音は良いんですが選択度がダメダメ過ぎて一気にシラけてしまった記憶があります。
所が、今回の 0-V-2を作って聞いて感じた事は…
- 結構感度が良いではないか
- 選択度だって全く問題無いではないか
- ストレートラジオなので当然音質は良い
という感じでした。
以前に作ったトランジスター式 3石ストレートラジオとの差を凄く感じたので、素人ながら考察してみると…
- 真空管式の大型アンテナコイルと大型バリコンの組み合わせで Qが高い
- 帰還再生方式でその Qを極限まで高められる
等々の原因が考えられ、それによって感度も選択度も高くなっているのかな?と…
0-V-2の様なラジオは、それを使用する環境によって性能は大きく変わってしまう事もあり得ると思うけど、ともかく私の環境での性能としては十分に満足出来る性能だ。
流石に 5球スーパーと同等とまでは行かないまでも、感度、選択度、共に日常使うに十分な性能を発揮してくれる。
まとめ
takinxさんが言う様に、この 0-V-2は私の様な初心者にとって素晴らしい教材になりました。
この素材、色々と弄れば、これからもきっと素晴らしい答えを返してくれる気がするマシンです。
5球スーパー弄るより面白いかも?ですね… コイツの可能性を感じます。
たかが 0-V-2、されど 0-V-2ですね!
では、また〜♡
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おはようございます。
バリコンの体積は感度に効いてきますね。これがポリバリコンならググっと聴こえなくなります。
IFT無しなので上手に合わせると音はスーパーより良いですね。
強電界で音を楽しむならお造りになったラジオですね。
「SG電圧を緩やかに変化させて、滑らかに再生モードに入れるかどうか」で明暗分かれますね。
多謝
なるほど、バリコンの体積とかも影響あるんですね。
SG電圧の変化で滑らかに再生モードに入れる様に調整したつもりですので、
その変の挙動はとてもスムースに感じています。