「菊水 PAB-160」の唸りを克服出来たので、久しぶりに「Telefunken 25cm 励磁」を聴いてみた。
私と菊水電源の距離は 30cm〜40cm位の至近距離。
まずは静かな状態で菊水電源のスイッチを入れる。
シーン…
菊水電源の唸りは全く聞こえない。
これだよっ、こうじゃなきゃ!
テレ励磁を入れる後面解放箱は嫁に出しちゃったので、今日は裸で鳴らす。
・・・・・
これだよ、これっ!
さっきまで聴いていたパーマンント 20cm後面解放の音も良い音だったけど、こいつわぁ〜!!
すっごキレが良く、鳴らした瞬間からテレ励磁の世界に一気に吸い込まれ、脳が覚醒する。
いつも言ってるけど、こいつは裸でも全く違和感無く、ワイドレンジでバランスが良い。
裸だから少し低域は弱いけど、偶にはこういうキレのある筋肉質な低音もいい。
また、裸だから外付けツイーターも要らず、もう十二分に高域は伸びきる。
現在こいつの推薦電圧の 150Vで駆動中。
でも、80年も昔のビンテージユニット、励磁コイルを熱くして壊すのもイヤなので…
安全圏の 100Vまでダウン。
少し音量も下がり、筋肉質が少しまったりするけど、それでも十分にいい。
今テレフンケンの苦手?とするジャズを聴いてるけど、ゆっくり目の小編成やボーカルなど最高。
まとめ
う〜ん、やはり励磁はパーマネントと根本的に違う様な…
私の様な駄耳には各々単品パーツを変更した時点でハッキリとした違いは聴き分けられないのですが、こうしてスイッチング電源からシリーズ電源に変わり、プリ管も RCA 12AU7 クリアトップに変わり、整流管も 5931に変わりと、トータルで明らかにシステムは進化しているので、気が付いてみればいつの間にか本当に自分好みの素晴らしいサウンドになっているのです。
でわ〜♡
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