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いつも貴重な情報を参考にさせて頂いている「コリンズのメンテナンス」というサイトを見ていたら、「75S-1」の様なアマバンド専用機でも、特別な改造無しでアマチュアバンド以外の周波数を受信する裏技を発見したので、ここに情報を共有させて頂きます。

アマバンド以外の短波放送も受信したい

ど素人の私が調べた所、「75S-1」の様なアマバンド専用マシンで受信可能な短波放送は…

  1. 3.925と 3.945MHzの「ラジオNikkei」
  2. 7.2MHz帯の海外放送

位だったので、もう少し他の周波数バンドの放送も受信出来たらなぁ〜って思っていた。

メンテナンスヒント集 459番

そんな中「コリンズのメンテナンス」サイト中の「ヒント集459番」を発見してしまった。

詳細はそちらを参照して頂くとして、簡単にまとめると「プリセレの位置」によって下記の周波数を聞く事が出来る様だ。

  1. 14MHzバンドで:プリセレ4.5=11〜12MHz、プリセレ0=5〜6MHz
  2. 21MHzバンドで:プリセレ4〜5=15MHz、プリセレ0〜0.5=8〜9MHz
  3. 28MHzバンドで:プリセレ1.2=12〜13MHz

そうなると、海外放送バンドである…

  1. 5.9〜6.2MHz
  2. 11.65〜12.05MHz
  3. 15.1〜15.56MHz

が聞けちゃう訳で。まっ、マジですかぁ〜!!

どうやら、コリンズの Sラインでは「12MHz以上では局発の高調波を利用している」という事を逆手に取って上記の様な事が出来るという事だ。

実際にやってみた

14MHzバンドを選択し、本来の14MHzプリセレ位置7を4.5〜5位まで戻すと… おっ、聞こえるっ!中国系の強力な AM放送が、何局も。

21MHzバンドを選択し、本来の21MHzプリセレ位置8を4.5〜5位まで戻すと… 私の環境では14MHz〜15MHzバンドで何故か低ノイズの為、中国系の強力な AM放送や NHKラジオ日本国際放送が、Sメータで1以下なんだけど、もの凄く良い音質でクリアーに受信出来た。

こいつ、やれば出来るじゃんっ!

「75S-1」低感度疑惑への再考察

上記の15MHz帯は低ノイズというか殆どノイズが無く、一瞬マシンが壊れたか?と思う位に静かになる。つまり私の環境で外来ノイズの影響を受けない15MHz帯の低ノイズによる静けさこそ、「コリンズ 75S-1」のノイズフロアが低いという事なんだろうと思う。そしてここで受信できた信号はSメータで1以下でも素晴らしい音質でクリアーに放送を受信出来るのだ。

という事は…

やはりこの「75S-1」の感度が低い訳ではなく、私のロケーションでの外来ノイズが諸悪の根源だと仮定した考え方で今後の検証を進める方が、もしかすると正解なのかも?知れない。

まとめ

今回の裏技で、一気に私の「75S-1」での応用範囲が広がった様で嬉しい限りです。

今度時間がある時にでも、この裏技で受信出来る「放送局名」と「周波数」を調べて、リスト形式で当ブログに掲載したいと思っています。

じゃ、またね〜♡