今までに当真空管試験機の使い方は大凡判って来たのだが…

この「GM ON」スイッチだけは使用目的が判らなかった。

が…

今更のひらめきがあって、使用目的が判明した。

コイツはグリッドのバイアス電圧に微小な交流信号を重畳させる ON/OFFスイッチだ。

ONの状態で、グリッドには今の場合 0.765vの交流信号が重畳され、Gmメーターが振れる。

OFFの状態では、グリッドには交流信号が重畳されず、Gmメーターも振れない。

つまり「スタティック法」にて Gmを求める場合は…

このスイッチを OFFにして測定する!

それでは、また〜♡