昨日の検証で、付属のテストデータにある BIAS設定値は…
各種真空管によるプレート電圧降下を「織り込んだ」電圧から決められた事が判った。
つまり、公の真空管規格表に掲載されている標準の設定パラメータは使えない事になる。
では、どうするか!?
私が思うに、面倒だけど下記の手順を踏む必要があるかと。
- まず、テストデータに未登録な対象真空管の新品を入手する
- 公の規格表にある BIAS電圧で Gmを測ってみる
- プレートの電圧降下が発生しているので Gm値は低い値が表示される
- 公の規格表にある 期待値 Gmになるまで…
- BIAS電圧を浅くして行き、期待値 Gmに達したら…
- その時の BIAS目盛りがこの真空管の当試験機に於ける値となり確定する
- 今後はその BIAS目盛りを頼りに、同タイプ真空管の Gmを測定する
キャリブレ元となる新品の真空管もある程度の性能差はあるだろうから…
より厳密に BIAS目盛りのキャリブレ値を求めるなら、数本測定して平均値を取る必要もある。
以上、これまでの検証結果を踏まえると…
当試験機でテストデータに未登録な真空管を測定するのは面倒くさいので…
この DELICA 2001は思ったより性能が悪くてポンコツなのか!?
と思ってしまうかもだけど、その考えは当たらない。
- 付属のテストデーターのパラメータで測定する限り問題は無い
- 非掲載の真空管に関しても、前述の方法を取れば面倒だけど測定が出来る
- 気になった大幅電圧降下は「織り込み済み」の回路設計仕様であり、故障では無い
- 逆にこの事は誤操作による過大なプレート電流を流した時の安全機構となり得る
- 回路がシンプルで部品点数が少ないので、故障による経年劣化が起こり難い
- 一切真空管を使わずダイオードを使った事で、発熱による経年劣化が起こり難い
等々、私の独断と偏見ではこの DELICA 2001 後期型は素晴らしい真空管試験機と思います。
それでは、また〜♡
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