整備も無事完了し H-130 を鳴らしっぱなしにしてますが、何の問題も無く、安定して感度良く、ノイズもハム音も一切無く、静かに良い音で鳴ってます。
良い感じの音質で鳴ってます
AM放送なので元々高域や低域はカットされた電波なんですが、17cm級のスピーカーで聴くと結構低音が良い感じに出ています。
いかにも真空管ラジオって感じの音質で、AFNなんか聴いているときっとアメリカでもこういう感じで鳴らしてたんだろうなぁ〜って。
私は常に送風機を使ってます
画面写真の右側にあるのは「デスクファン」という小型の扇風機というか送風機なんですが…
私の環境ではラジオの設置場所が換気の悪い本棚の中なので、真空管ラジオを聴く時はコレで常に筐体の裏側に送風して真空管の熱を冷却しています。
こうすると熱によって真空管やコンデンサーが劣化するのを少し抑えられ寿命が延びる様な気がするので。
というか…
70〜80年前の古い真空管ラジオが熱でチンチンになるなんて、精神的に良くないですから、ラジオを冷やして自己満足してる訳ですね。
ファンの効果は凄くあって、長時間ラジオを鳴らしっぱなしにしてても筐体を触るとほんのり暖かいと感じる位で全然熱くなりません。
電源電圧は敢えて100Vで…
海外のラジオの推奨電源電圧は 115V〜120V位になってますが、だからと言って国内 100V電圧をステップアップトランスで電圧を 120Vに上げる必要は全く無いと私は思います。
ラジオの B電圧は 60V位から全然問題無く動いて感度も音量もあるし、ましてや真空管のヒーター電圧は低めの方が真空管が長持ちするので、海外仕様の 115V ラジオを国内の 100V で動作させる方が何かと良いのでは?と私は思います。
今販売されているステップアップトランスの多くが 今のアメリカの電圧の120V に変換するものですが…
昔のアメリカの電源電圧は 115Vだったので古いラジオはそれに合わせて設計されていて、逆に 120Vを与えると少し高過ぎになってしまいます。
120Vを昔のラジオに与えても直ぐに壊れるモノでは無いのですが、真空管のヒーター電圧が少し高めになり劣化が早まるのでは?と考え、だったら逆にヒーター電圧が少し低めになる 100Vで動作させる方が長時間点けっ放しにする古い真空管ラジオに優しい行いになるのではと…
高級オーディオアンプの様な真空管を適正な電圧で作動させる必要が有る場合を除いて、ラジオ如きでは 100V 動作で全く問題無いと私は思います。
まとめ
これで私のお気に入りラジオが4台になったので…
当面新しいラジオは入手せず、今あるラジオを使い込んで壊れたら直すという保守に切り替えようと思います。
つーか、狭い私の部屋にもうラジオの置き場所が無いですし、私は収集家じゃないからこれ以上ラジオがあっても仕方ないです。
次にラジオを入手する時は、今あるモノより魅力的なラジオが現れた時で、今あるモノと交換で入手せねばならない!と自分に言い聞かせてます。
でも、今あるモノより魅力的なラジオなんて…
きっと世界中探しても無いんじゃないかなぁ〜
なんて自分で思い込む様にしてるんです。
じゃ、またね〜♡