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「Simonetta」の横に「グルンディッヒ楕円スピーカー」をぶち込んだ「Radio Moon」のキャビネットを置き、「Simonetta」の拡張スピーカーとして使用中です。

2つのツマミはダミーですが、こいつを筐体にキチンと取り付けるのにどれだけ苦労した事か。

トランジスタ回路の実験は…

簡単なトランジスタラジオキットを 2つばかり購入してバラックで実験した結果、鳴る事は鳴ったのだけど私の想像より分離や音質が悪い印象で弄っていて何と無くつまらなくなってしまった。

まぁ購入したのは超簡単なストレートラジオなので仕方ないのだけれど、真空管ラジオやゲルマラジオを弄っている時ほど面白味を感じなかった。

実験で作った回路の写真は恥ずかしいから掲載無しという事にして、私のトランジスタ回路の実験はこれにて強制終了〜。あっけない幕切れで御座いました。

ふぇ〜、なんだかんだと結構お金使っちゃったな、トホホ…

「Radio Moon」キャビネットはどうする?

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トランジスタ回路を止めたなら「Radio Moon」のキャビネットもお役御免になってしまう訳だけども、この木製キャビネットとグルンディッヒ楕円スピーカーをヤフオクで売ってしまうのは勿体無い。

そこで当面「Radio Moon」のキャビネットは「Simonetta」の外部スピーカーボックスとして使う事にした。「Simonetta」には標準で外部スピーカー端子が付いているので使ってみたかったのだ。

スピーカーのインピーダンスマッチング

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「Simonetta」が推薦する外部スピーカーのインピーダンスは「5Ω」なのだが、グルンディッヒ楕円スピーカーのインピーダンスは「4Ω」なので、そのままパラレル接続すると当然グルンディッヒ楕円スピーカーの方が音が大きくなってしまう。

そこで写真の様に「1Ω」の抵抗をグルンディッヒ楕円スピーカーと直列に挟み強引にインピーダンスを合わせる事にした。

抵抗は 3Wなんだけど、私は常に小音量でラジオを聴いているので抵抗のワット数はこんなんでも全く熱くならず問題無い。これにてセンターから音が聴こえる様になった。勿論モノラルですけど。

ドイツのラジオは複数のスピーカーを内蔵しているタイプが結構多いので、「Simonetta」でもこういうの一度やってみたかったんですよね。

まとめ

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今、Simonettaの「テレフンケンスピーカー」に外付の「グルンディッヒ楕円スピーカー」でネットラジオの「Classic FM」を聞いてますが、どちらも西ドイツ同時代のビンテージスピーカーという事もあり音質も似ているのか、とっても良い感じにバランス良く鳴っています。

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オーディオにうるさい人から見ればあり得ない組み合わせなんでしょうけど、ラジオ的音質の世界では全然 OKなんじゃないでしょうか。

と… こんな感じで当分オールバンダーの「Simonetta」を中心に遊んでみようと思っています。

やっぱ、真空管ラジオが最高だなぁ〜!

それじゃ、また〜♡