これだっ!

今日、オーストラリアから届いた「Western Electric 396A」で、この真空管としては価値が高いと言われている、同一ロットの「JW軍用 2C51/396A」で、オリジナル軍箱入りだ。

はっきし言って私には高額商品だけど、アンプを買うよりは安い。

オーディオ製品はヤフオクでも高額

「Soleil Mini 5670アンプ」持ってるのに、最近、ヤフオクにて何度か目新しいアンプに入札したりしてたんだけど、とにかくオーディオ装置はどれも高額で結局私にはどれ一つも落札出来なかった。

そして、得た結論は…

私はオーディオマニアでは無いので、目新しいアンプやスピーカーを追求するのではなく、現有の「Soleil Mini 5670アンプ」を大事に使って行こうという原点回帰だった。

しかし、浪費癖が抜けない私としては…

だったらこの「Soleil Mini 5670アンプ」で使っている「JAN GE 5670」真空管を、最高級の「Western Electric 396A」に交換してみたいと思ってしまったのであった。

「JAN GE 5670W」をヤフオクにて売却

ちなみに先日入手したばかりの「JAN GE 5670W」は普通に使えば 10万時間の寿命があるらしく、1日に12時間使うとすると単純計算で約 20年使える事になる。

前回 10本まとめて入手したので、これを使い切るまでには 200年掛かるって計算?

高齢な私としては、そんなに生きてないし。

となると、値段が安いからと「JAN GE 5670W」をまとめて 10本買うよりは、例え高額でも最高の真空管である「Wester Electric 396A」を 1本買った方が残りの人生有意義に過ごせるのでは?と考える様になり…

「Soleil Mini 5670アンプ」入手時に元々付いていた 2本の「JAN GE 5670W」を残して、先日入手した 10本の「JAN GE 5670W」は全てヤフオクにて大損こいて売却してしまった。

1953年製 Western Electric 396Aを入手

そんな訳で、早速 eBayにて程度の良い「Western Electric 396A」を入手みた。

1953年製なので、今から 64年も昔に製造された、めっちゃビンテージ品という事になる。

貴重で可愛くて、まるで宝石の様だ…

ボロボロになったオリジナル軍箱から取り出した 396A、JWのロゴが誇らしい。

時代の割にとても綺麗な外観で、足ピンを見ても殆ど抜き差しの痕跡が見当たらない。

ロット番号が 3桁なので頭に「5」を付けて、1953年製の 52週目に作られたものだという事が判る。

マッチドペアとしては保証出来ないが、同一ロットという事だけでも価値は高い。

製造年代からして当然、ブラックプレートで、人気のスクエア D-Getterだ。

今回は販売者が真空管チェッカーを持っていなかったので Gm等の計測値を吟味する事が出来なかったのだが、販売者が信用出来そうな所であった事と、販売者側で下記の実機テスト結果を公表してたのを参考とし…

  1. NO noises
  2. NO humming
  3. NO microphonic

あとは掲載写真の見た目で私が勝手に「NOS」っぽいと判断し、購入に踏み切ったのだ。

まとめ

さぁ、ドキドキしながら実際に鳴らして見ました。

ヒーターが温まるにつれ、1953年製「Western Electric 396A」の音が、聴こえ出しました。

感動の一瞬ですね〜!

元気な球に比べて殆ど音量の低下は無いので大幅に Gmが低下している様子も無さそうだし、2本共とても元気に美しい音で鳴る事を確認しました。

しかし案の定、私レベルでは 1953年製の音質の違いは判りませんでしたけど。

はぁ?

では、また〜♡