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今日は「Simonetta」の外部入力端子を調べてみた。

外部入力の使い方が判らない

上画像の左から 3番目の丸い端子が外部入力端子らしい。

今までの調査で私の Simonettaは全機能が正常に動作している事が確認出来ているが、唯一この外部入力機能だけが未チェックだったのだ。

何故なら、この端子の使い方が判らなかったからだ。

ネットで散々調べたけどこれに関する情報を得る事は出来ず、回路図を調べてみても回路図と私の Simonettaが異なる部分があり理解出来ないし、シャーシ裏から配線を目視して調べてみても配線がピアノスイッチの奥深く潜り込んでいて何処に接続されているのか意味不明状態。

通常はピアノボタンで外部入力の ON/OFFが出来る様になっている筈なのだが、どう見ても私の Simonettaにはそのボタンが無い。

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もう殆ど諦めかけた時、ひらめいたのがこのボタンだ。

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MW(中波)ボタンと KW(短波)ボタンの間に何故か「- TA -」と書いてある。

もしかするとドイツのラジオでは外部入力の記号を「PU」や「PHONO」以外に「TA 」という書き方があるのかも?と気が付いた。

試しに「MW」と「KW」のボタンを同時押ししてみた。

すると電源は入ったままでマジックアイの表示が消えラジオの空電ノイズが消えた。

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もしやと思い、外部入力端子をオシロで全てチェックして、アース端子と信号入力端子を見つけ出し、パソコンからの出力信号をここに繋いでみた。

鳴った!!

ハムもノイズも無く、何の問題も無くネットラジオの音楽が Simonettaから聴こえてきた。

ちなみに写真の端子で、向かって左側の穴が「アース」、上側の穴が「音声信号入力」、下側の穴が「検波出力」で、必要な信号が全てここに集中している。

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ちなみにオシロの波形は DIN端子の「検波出力」で、通常のラジオ受信中に常時出力され、「TA」の外部入力時には出力は停止される。

まとめ

このコネクタの形状から多分「DINコネクター」だろうと見当を付け 3Pinの DINコネクターを入手して差し込んでみたら、大正解!

3Pin DINコネクターが無理無くピッタシ差し込めた。

じゃ、またね〜♡