「DFK 超再生方式 FMチューナー」の選局がオリジナルでは半固定ボリュームとトリマコンデンサーだったので、ご覧のように「FM用ポリバリコン」と「10kΩボリューム」で外付けとした。

オシロで波形を見てみた

せっかくだから、一応「クエンチング発振」というモノをオシロで見てみた。

ふむ、ふむ… 確かにボリュームを回して発振させると大きな発振波形が現れる。

しかし私のオシロは 7MHz上限なので、それ以上 FM周波数関係の波形は見る事が出来ない。

「DFK スーパー方式 FMチューナー」の仕上げ

こっちは元々バリコンが外付けなので、レトロなつまみを取り付けただけだ。

ついでだから、SSGで 10.7MHzを出力して、チューナー基板の音声出力をオシロでモニターし、IFTを再調整してみた。

IFTコアの回転位置は、前回テスターで調整した状態のままで正しい位置の様だ。

説明書によると「T4」の調整は「一番音声が歪まない位置に調整する」とあり、今までは耳だけを頼りに調整したのだが、オシロで波形を見ながら離調すると明らかに波形が歪むので、最適位置が一目瞭然で判り易かった。

リアル FM放送が受信出来るではないかっ!

これら FMチューナーは今まで SSGの FM出力のみを受信していたのだが、もしやと思って SSGの電源を落とし FMチューナーに数メートルのワイヤーアンテナを接続して、リアル FM放送受信にトライしてみた。

私の実家は FM電波の受信状態が悪く、普通では FM放送を聞く事は殆ど出来ないのだが…

所がなんとっ!「超再生方式 FMチューナー」で、ノイズの中微弱だが、かろうじて FM放送が受信出来たのだ。

「超再生方式」恐るべし! こんなに感度が良いんだ〜と非常に感心した。

そして「スーパー方式 FMチューナー」を試してみた所、こっちはもっとぶっ飛んだっ。

1局だけだが、ノイズも少なく、かなりクリアーに FM放送が受信出来るではないか!

「超再生方式」も素晴らしいが、流石に「スーパー方式」はさらに性能が高い事を実感した。

まとめ

う〜む、今回の「DFK FMチューナー基板」、組み立ても満足出来る仕上がりになったし、性能も結構良いし、色々と勉強にもなり結構楽しめました。

また気が向いたらこの基板達を引っ張り出して遊んでみようと思います。

では、また〜♡