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今日は久しぶりに、しまっておいたレトロ真空管ラジオ「WestingHouse H-130」を引っ張り出し、初めて AMトランスミッター「AMT3000」から送出されたクラシックを聴いてみた。

ちなみにクラシックは、ネットラジオの「Classic-FM」という番組だ。

期待通りの高音質

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さっきまで画面下の「Radiola-500」で聴いていて、これも小さなスピーカーの割にはとっても良い音質で鳴ってくれるのだが、今日は私が所有しているレトロラジオの中で最大サイズのスピーカーを持ち、差動プッシュプル増幅回路を持つ「WestingHouse H-130」で聴いてみたくなったのだ。

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電源 ON!

真空管が温まるまで数十秒待つと、まるで霧の中から聞こえてくる様に、美しいクラシック音楽が…

流石、期待通りとっても素晴らしい高音質だっ!

高級オーディオアンプから聴こえるハイレゾ音質とは異次元の、AMラジオらしくコンプレッションされた、やわらかい音質なのだ。

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勿論、超低域や超高域は聞こえない。

しかし、この「WestingHouse H-130」は所有している他のラジオに比べてスピーカーが大きいせいか低域や高域が実に豊かに聞こえるのだ。

回路自体は単に差動プッシュプル増幅回路を持った普通のラジオなのだけど、明らかに音の解像度が違う様に思える。
単にスピーカーが大きいからと片付けるには、ちょっと違う様な気も。

素人の私には断定出来ないが、微妙な回路定数設計や筐体形状、その他要因によってこういう音が出るのかも知れないし、所有者としての欲目なのかも知れない。

ああ、「Schindler’s List」のバイオリンが悲しくも美しすぎる…
思わず、涙が…

まとめ

先日、この「WestingHouse H-130」保守用真空管で非常に入手しにくかった「6SF7」というメタル管を2本落札出来たので今日あたり届くはずだ。

これでこのラジオの保守用真空管は3セット分揃える事が出来たので万全だ。

うん、こいつとは末長く付き合えそうだ。

では、また〜♡