「SABA真空管ラジオ」をプチプチでしっかり包み、押し入れに仕舞い込んでから約半年…

ちょっと思い当たる節があったので久しぶりに引っ張り出してみた。

案の定、裏板にカビが…

(カビを拭き取った後の写真)

悪い予感は的中した。

ラジオの裏蓋にうっすらとカビが発生し始めていた。

半年前に… このラジオの筐体に蜜蝋を塗って、その後しばらくラジオを聴き、電源を切って、真空管の熱が完全に冷めあらぬうちにプチプチでラジオを包んで押し入れにしまった事が原因だ。

早速掃除してカビは除去したが、ラジオを大事にするあまりに犯してしまった過ちである。

ラジオは出しっぱなしが一番

結局の所、湿度や温度管理がしっかりなされている保管庫にでも入れておかない限り、こういう事態は起こり得る。

埃や虫が入り込まない様に、ビニール袋やプチプチでラジオを外気から完全に遮蔽する事は、湿度面ではかえって逆効果になるのだ。

この経験から私は…

ラジオは「出しっぱなしが一番」という結論を得た。

常に人間と同じ部屋の環境に置いて、湿度や温度も人間と同等とし、埃も被って良し。

埃が気になったら、掃除機で吸い取れば良いのだし。

逆にその方がいつでもラジオを触れる環境になるので、マメにワックスを与える事も出来る。

そして究極の答えは… 押し入れの奥に仕舞い込んだラジオなんか「無いも同然」で、ラジオは「鳴らしてなんぼ」と言う事です。

「SABA真空管ラジオ」に ドイツWarWick蜜蝋ワックス

久しぶりのご対面なので、ラジオの底の部分にも蜜蝋ワックスを掛けて、良い感じの飴色に。

全体的にワックスを掛けた。

相変わらず「SABA真空管ラジオ」はデカい。

ついでに SEIMENS真空管ラジオもお掃除

裏蓋まで蜜蝋ワックスを掛ける、このキチガイぶり。

この SEIMENSも SABA同様古いラジオなので、塗装表面のニスに細かくヒビが入っていて、これ以上劣化しない様に蜜蝋ワックスを時々掛ける必要がある。

かっ、完璧ですっ!

まとめ

あ〜、これでスッキリ。

SABAと SEIMENSの巨大な真空管ラジオ達は、ビニールもプチプチも被せず、押し入れにも仕舞わず、普段使わないテーブルの上にスッピンで置いておく様にしました。

それでは、また〜♡