「z785jp」さん作の「RFT 13cm L2322」後面開放スピーカーをモノラルで丸二日聴いてみた。

私はもう後面開放スピーカー以外に戻れなくなったかもで、コイツには中毒性がある様です。

私の耳がエージングさせられた?

昨日の記事にも書いた様に、一番最初にこのスピーカーを鳴らした時は正直?って感じだったんだけど、各種音楽ソースやニュース等のナレーションを聴きまくっているうちに、気がつけばいつの間にか全く違和感を感じなくなってしまった。

まさか二日位のエージングでスピーカーの特性が変化する訳もなく、そうすると私の耳がコイツに慣らされてしまったという事か。

流石に低域は弱いものの、机上のニアフィールド環境では近距離による直接音の効果で、ちゃんと低音も聞こえるし、低音〜中音〜高音まで違和感無くバランス良く聞こえる始末だ。

まっ、高域をほんの少し下げるイコライジングはしてるけど…

コレだけ長い時間聴いているが今の所、小型の後面開放スピーカーにありがちな「うるさい」とか「聴き疲れする」という感覚が殆ど無いので、「z785jp」さんのセッティングと私のリスニング環境が上手い具合にマッチングしてるのかも知れない。

やはりレトロなボーカルが凄くいい

とにかく私の環境でのコイツは、レトロなボーカルが凄くいい。

スピーカーの反応が良くて張り出しがあり、また音に透明感がある為、ボーカルが目の前で歌っている様に感じて、息遣いまで聴こえちゃう位なのだ。

コイツは低域が弱い小型の「後面開放」システムなので、低音がドスドス鳴る今時サウンドは苦手だが、レトロなジャズやクラシックは元々良い塩梅に低音が弱いので、コイツで気持ちよく聴けちゃう。

そして、こういうジャズやクラシックを聴いている時の音楽用イコライジングのままで、英語ニュース等のナレーションを聴いても全く違和感無くアナウンサーの声が聴き易いのに驚く。

今までなら、イコライジング変更を余儀なくされたのだが、それが無くても全然OKなのだ。

後面開放スピーカー、素晴らし過ぎます。

まとめ

今回初めて「後面開放」スピーカーを聴きましたが、とにかくこの「透明感」さえあれば低音なんか要らない位で、この「後面開放」スピーカーを聴いた後で普通の密閉型スピーカー等に戻ると、制動が効き過ぎて全ての音がこもった様に感じてしまいます。

私はどうやら、もう普通のスピーカーには戻れそうになく、完全に「後面開放」スピーカーの虜になってしまった様です。

私の机上のこんな小さな「後面開放」スピーカーでこれ程中毒になるんですから、本格オーディオマニアの様に大型「後面開放」箱や、超!巨大「平面バッフル」で大口径スピーカーを聴いている人はさぞかし凄い事になっているんだろうと羨ましくさえ思ってしまいます。

私なんか、コレ、13cmですよ、こんなんで感動しちゃうんですから、安上がりの人間です。

引き続き、今夜も色々なソースを聴いてみたいと思います。

では、また〜♡