img_8591

昨日初めて電源を入れた「コリンズ 75S-1」で全く放送が受信出来なくてとても気になっていたので、本日朝早くから起きて朝のコンディションで再度確認してみた。

地元のアマチュア無線が傍受出来たっ!

img_8587

全バンドをプリセレクターで同調を取りながら丹念にワッチしていたら、ノイズばかりで相変わらず如何なる放送も受信できない中、突然7MHzバンドで強力な地元アマチュア局の SSBが入感した。

おっ、やった! こいつ、ちゃんと受信できるやん。

さすがコリンズ、メインダイヤルを少し合わせただけで直ぐに LSBで綺麗に復調出来、周波数安定度もバッチリだ。

という事はやはり感度不足か?

ほっ、少し安心した。

今までのオペレーションで全てのツマミ操作、ダイヤル操作、S-メータ、一応全てちゃんと動作している様だし、取り敢えず今回の SSB受信確認により、RF回路、局発&Mixer回路、中間周波回路、AFアンプ回路等が正常に動作している事が確認出来た訳だ。

ただ、もの凄く感度が低いという事なのだと思う。

これでだいぶマトが絞られて来たので、気が楽になった。

という事で原因として考えられるのは…

  1. ロングワイヤーアンテナのインピーダンス不整合
  2. 単なるトラッキングの調整不足
  3. RF、局発&Mixer系真空管の劣化
  4. 経年による抵抗値増大による回路への供給電圧低下
  5. 何らかの改造による影響

くらいなので、私が色々勉強しながらチェックしてゆけば何とかなりそうだ。

まとめ

という事で SSBの復調が正常に出来る事は確認出来たが、AMの復調確認が未だだ。3.925MHzの「rajioNIKKEI」に周波数を合わせると凄く弱く入感はしているものの AMの歪みがひどく悪く殆ど聞き取れないのが気になる。

この歪みがひどいのは、感度不足が原因なのか、AM検波回路が壊れているのか? AMはコリンズフィルターを通過しないから回路は単純なはずなんだけど。取り敢えず 4MHz帯の電波伝搬状態がもう少し良くなるのを待ってみる。

ブリストルレンチが未だ未入手なので相変わらずコイツのケースを開く事は出来ず、外側から弄る事しか出来ないけど、今日は一日こんなチェックを続けて、このマシンの全体像を把握してみようと思っています。

じゃ、またね〜♡